先日ワキヤクスタジオ名義で、『はちわれ農園さんに取材させてもらった動画』を公開しました。
手書きアニメでないので、動画制作は楽だろう…とタカを括っていましたが、これがまーーーーーー大変でした!!
一番大変だったのは…やっぱり結果的には手書きアニメをちょこっと書くことになったのでそれですが、顔。顔でしたね。
ワキヤクスタジオのメンバーは容姿を気にしないで良いように、顔出し参加は任意にしています。声優さんなんだから声で勝負!と。最近は容姿が良くないと声優さんにはなれないらしいですが…とにかくワキヤクスタジオは気にしなくて良いようにしています。みなさん素敵なんですが、顔出しは勇気がいるので。
でもレポートとかはしてみたい、してほしいので、顔隠しなら出てもいいよ、という方が多いのですが…隠すのが似顔絵なのですが、これが大変。
AfterEffectsで動画を制作していますが、AEではトラッキングの機能があって、指定した箇所を認識して追従してくれるという機能。
『これを使えば簡単でしょ』と思っていたら、これがすごく大変というか、トラッキングのために解析する時間がとても長い!!私のiMacがヘボいのか!?そんなワケない…いくらなんでももう型落ちと言われるのは…2019だからあと5年は最前線で戦ってもらうつもりなのに…。
時間がかかる上に、5秒分ほどやってみたら、精度が悪い!!
ワキヤクメンバーに頼んで、グラウンドを走り回ってもらったのですが、動きが激しいとそもそも必ず顔が見えてるわけでもな猪で誤認識が多く、ちょっと実用的じゃなかったかな…と思い、手作業で画像を配置。
動きが激しいと1秒に2、3個キーフレームを打つ始末!大変!!さらに拡大縮小が入るとヒョエ〜。
トラッキングデータを手作業で補正することも考えましたが、自動で打たれたキーフレームの数にめまいが…。
ということで、顔を隠すのはとても大変だと痛感した動画制作でした。
じゃあどうするか?お面をつける?というのも考えましたが、視界が重要な場合は結局はイラストで隠さないといけませんので、これは避けられない問題と覚悟することにしました。
今後の注意点としては『人と人との重なりに注意して移動してもらう』というのは必須かなと思っております。前後関係が崩れると微妙に面倒なことになります。
あとは何度もレポートの体験をして、声優さんも私も慣れていこう!と次を企画しているのでした。
ちなみに、この動画がiPhone13Proのデビュー撮影でした。
13Proの目玉として、シネマティックモードという動画撮影モード。『後から』ピントとボケの量を編集できるという訳のわからないすごい技術!!
もうこれがたまらなく面白い!!…のですが、撮影サイズが1920×1080までというところが非常に残念。多分、14とかで4Kに!とかなんでしょうが…買い替えるのは無理…orz
iPhoneSE(初代)と比べると、比べたらいけないんですが、手に持つのが大変ですね。両手じゃないとメールもまともに見れませんでした。ちっちゃいのが良いんだけど、一生マナーモードから戻らないというハードウェア的故障のため、泣く泣く13Proを購入。カメラがすごくてたまりません。はっきり言って、PENTAXの一眼レフ、いらない子になっちゃった…ズームだけは流石にPENTAX K-50につけた300mmの勝ちです。いや、iPhone13Proの3倍ズーム、なんかデジタル処理がかかって変な画像になるのがちょっと気になってます…Photoshopのフィルタがかけられてるような感じ…。
あと、後からピント、後からボケについては、現時点でiMovieくらいでしか処理できない?iPhone上でもできるのですが、さすがにそれは罰ゲームなので。
これがAfterEffectsや、QuickTimeでもできたら良いなというのと、あとはiMovieの使い方が分からない(実は初めて使った)ので、シネマティックモードを丁寧に解説した書籍が欲しいところです。早く!ヘルプ!
静止画については、ポートレートモードが素晴らしく良いですね。
何も考えないで撮っても、すごく画になります。暗い店内でもノイズを感じないきれいさ。ボケ量も後から変えられますが、今の所Mac上でいじったことがない…何でいじれるんだろう?写真アプリではダメそうでした。今後のアップデート次第でしょうが、Photoshopの対応も待たれます。
というわけで、まだまだですがiPhone13Proはかなりポテンシャルがありすぎるカメラだと感じてますので、何かモチーフがあれば撮りに行きたくてうずうずしております。
ボケばっかり使うとくどいので、ボケに頼らない撮り方も勉強しないと…と反省も交えて、ちょっとした感想でした。