猫草。意外とコストが嵩んで、ちょっと考えないといけなくなりました。
約2ヶ月、色々試してみたのですが、最終的に『猫草鍋』に落ち着いたというお話。
今まで無印の猫草を使ってましたが、2個入り190円がいつの間にか250円になり、また猫草に限りませんがパッケージに値段が印字されなくなったので『こりゃガンガン値上げしていくフラグだ!!』と思いました。
しかもアレ?量が…減って…ない…?
いわゆるシュリンクフレーション!!いくつかレビューを探してみましたが、やはり猫草の量が減っていると思っている人もいるみたいです。2頭、3頭程度なら食べ切る前に硬くなっちゃうかもしれませんが、6頭くらいだと明らかに足りなくなっているのが分かりました。
ちなみに隣は種子から育ててみた猫草。ほとんど初めてでしたけどなかなかいい感じ。
猫草の写真をわざわざ取ってなかったので、ちょっと見づらいですが190円の時の猫草。密度が全然違う感じ…。
そんなわけで『自分で育てよう』と思ったのですが、必要なものは『鉢、土、種子』。
猫草専用の土と種子がニシムタで売ってたので、後はセリアで100円の小物入れを購入。穴が空いてないほうが良さそうだったので、普通の鉢は避けました。
種子が300円でどっさり。専用の土が3リットルで400円。これで上の小物入れの猫草が6回ほど作れました。つまり1個100円しないくらい…だと以前の無印の猫草と変わらないくらいのコストになって、手間が増えたけどコストは変わらない…。まぁ作るのは土と水を入れるだけなのでそれほどでもないですが。
そしてもう一つ問題が。ひっくり返される…!!
無印の猫草と違って、土を使っているので、ひっくり返されたら床が土まみれに!!しかも一瞬でひっくり返される!!
これは、大きな鉢を使うことで解決を試みました。
はいダメー。全然ダメー。もずくまさんが草の上に寝てしまいます。↑猫草みっちりの小物入れです。
家から出したことがないから、人生初土です。
次に試したのが水耕栽培です。ひっくり返りにくそうな容器を購入。
種子はこれ以上安くする余地が少ないので、とりあえず土を…と思ったところ、水耕栽培でできるということを耳にし『なら土代がまるまる浮くじゃない!!』と思ったのです。
しかし難しい…1日は水につけ、それ以降は種子が半分水に浸かるように毎日水を取り替える…。
心配でしたが、なんとか発芽してくれました。ましたが…発芽率が低い…。水の調整が非常に難しく、作ったはいいけど量が少なすぎました。私が下手なのが原因ですけど、上手くなるイメージが湧かない…。
もちろん一瞬で喰い尽くされます。しかもひっくり返るんです!!水が!!あー、お水がーッ!!躍動感ーッ!!
結局『ひっくり返る』『土のコストが高い』という問題を解決すべく、手間をかけることで解決を目指しました。
土のコストは『園芸用の安い土を使う』ということで解決しました。
ニシムタで10リットル80円(!!)という土を購入。リットル単価が安かったのでこれにしました。10リットルあれば(前述の無印の猫草と大きさが近い)小物入れ20個分作れますので、種子300円分使い切るとしたら『小物入れ1個分あたり20円』となります。助かるわー!!
虫が入ってきたり、猫が入ってきておしっこしたら嫌なので、余っていたフタ付きのゴミ箱に開けることにしました。
で、『ひっくり返る』問題は土鍋を使うことで解決を試みました。広く重いのでひっくり返らないと予想。もずくまさんが落ち着くほど大きくもなく。1人用土鍋をニシムタで300円程度で購入。小物入れや無印の猫草の2倍くらいの量だと思うので、これで40円していないと思います。
土を3分の2ほど入れて種子をみっちり撒き、残り3分の1ほど被せて、水を300mlほど入れます。水の量は無印の猫草が250mlだったので、だいたい250〜300mlでいいでしょ、と思ってやっています。
最終的にこの『猫草鍋』に落ち着きました。コスト、量もバッチリ。ちょっと土を買ってきたり玄関で準備しないといけなかったりするのが手間ですが、そのくらいしないでどうするってことで。
みんなが思いっきり食べても全然残るし、たっぷり食べられて1週間はもってます。でも5日目あたりで次のをあげるくらいのサイクルにしています。
みんなのお母ちゃん、ぴえ子さんも手術後で食欲がなかったのですが猫草は食べたかった様子。
というわけで誰の参考になるか分かりませんが、猫草鍋、無印の猫草からのシフト先として成功しましたよというご報告でした。
でも、鍋もひっくり返されるんだなぁ…。