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Illustratorで、画像のアウトラインをパスにしたい場合

IllustratorのCS2くらいから、ライブトレースという機能が加わりました。これはラスタ画像をパスに変換する機能です。以前あった『Adobe streamline』とかいうソフトがこの機能の専用アプリでしたが統合されたのでしょうか。とても助かる機能です。

パス化する事で必然的に若干の単純化がされる事になりますが、実はあまり写真をそのままライブトレースして使う事は少ないと思います(私だけかもしれませんが)

よく使うケースとして、アルファチャンネルで透明部分を持つ画像のアウトラインだけを取る事が多いです。しかし、たまにライブトレースを使おうとしても、なかなか上手く抜けない事が多いです。今回は紙切れのアウトラインだけ取りたいんですが、ライブトレースしても真っ白の長方形が出るだけ…という場合の操作方法をご紹介。

まず、画像を『ファイル>配置』で配置します。今回はpngファイルで透明部分を持っています。
この紙のアウトラインだけが欲しい状態です。

画像を選択した状態で、ツールメニューにある『ライブトレース』ボタンを押します。でもオプションによっては細かいトレースをしようとして処理に時間がかかるので、今回は処理が簡単そうな『白黒のロゴ』でライブトレースをします。『ライブトレース』ボタンの横のプルダウンメニューから選択します。

すると画像が真っ白の長方形に…。これは上手くトレースできてません。透明と紙の色が近すぎるため端折られた状態です。

でも大丈夫です。この状態から設定を変えて行きましょう。

ライブトレースした画像を選択したまま、ツールメニューの『しきい値』を最大の『255』にあげます。すると完全に白黒の2値でパス化されます。これで希望のパスが得られそうです。

なお、この状態だとまだパスには完全になってません。画像をライブトレースしたらこうなるよ、という仮の状態です。パス化するにはIllustratorでは頻繁に出てくる言葉『拡張』をしてあげないといけません。

拡張すると白の塗りのパスと黒の塗りのパスがグループ化されて作成されますので、不要な白のパスを削除して今回の目的は達成です。

画像ファイルをアウトライン化して、形は保ちつつも色はデフォルメされた感じにできます。データを軽くするのにも使える機能ですね。